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人事の視点@人事コンサルタント

働き方改革を4Mで考察。まずは「ムボウ」の排除、パワハラの根絶。

多くの企業で取り組んでいる「働き方改革」。

いまどきのトレンドや、他社での成功事例、先進な制度を導入することが社員のモチベーション・アップにつながると制度面に意識しがちですが、その前に優先して検討すべき事項をまとめてみました。

どれも当たり前の事ばかりで、恐縮ですが。

4Mで考察

問題解決のフレームワークで「3M」とか「3つのム」というものがあります。

ムリ、ムダ、ムラをなくすことで、生産活動や業務の効率化を図るというものです。

おしりの一文字ずつをとって「ダラリ」ともいわれます。

この3Mに「ムボウ」を加えたものが「4M」。

働き方改革を確実に進めるなら、まずこの4Mで考えることをオススメします。

まずは「ムボウ」の排除

仕事や職場に、ルール無用な、非合法なことは存在していないか。

ムボウなことが、まかり通っていないかどうか。

例えば、パワハラ

不当なパワーで人や仕事をコントロールしている職場には、自主性も、創造性もなく、やらされてる感だけの仕事では、モチベーションも生産性も下がることはあっても上がることはありません。

これはパワハラに限ったことではなく、セクハラ、マタハラなどすべてのハラスメントに共通することです。

また、この「ムボウ」には、健康を害するような、常識ではありえない長時間労働や、生命の危険を脅かすような無謀な働かせ方も含まれます。

このような、本来あってはいけない「ムボウ」なことが、働く人の意欲低下や、生産性の低下はもちろん、種々の経営リスクを引き起こすことをしっかり認識することから再確認します。

コンプライアンス経営について、経営幹部や管理職の意思統一の徹底が絶対であり、これが実現されることで、会社に対する社員の安心感と信頼が高まり、働きがいのある、働きやすい職場風土を創出します。

これがあっての働き方改革です。

テレワークや週休3日などのハード(制度など)をせっせと整えても、ソフト(ヒトの意識や職場の風土など)が成熟していないと、制度が機能しない、効果が出ないというのは、誰にでも簡単にイメージできることです。

しっかり素地を作って、それから3Mで仕事の仕方を改善し、標準化し、同時に働き方を見直していく。

地味で地道なことではありますが、このようステップで確実に取り組むことを提案します。