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人事の視点@人事コンサルタント

ギスギスした職場の、上司あるある

働きにくさ、居ごこちの悪さを感じる職場。

心が折れるところまではいかないけど、心がすり減る職場。

そうした職場の特徴のひとつに、社員同士の「会話」が極めて少ない、ということがあります。

シーンと静まり返った中、ただパソコンのキーボードの音だけが響く…。

一見すると集中力の高い、大人の組織かと思われますが、実は、見えない圧力で抑え込まれてる職場だったりします。

職場に活気がなく、隣同士でも連絡はメール、電話応対もコソコソっと。

もちろん雑談なんて、まったく。

なぜそのような「ギスギスした雰囲気」が作られてしまうのでしょうか?

大きな要因のひとつにあげられるのが、上司(リーダー)の影響によるものです。

上司の存在は、良い意味でも、悪い意味でも、その組織に対して大きな影響力を持っています。

組織の活性化や組織の生産性は、上司(リーダー)しだいでなんとでも、と言われる通り、組織力と上司力は切っても切り離せない密接な関係にあります。

例えば、会話のない職場の場合。

朝の出社時の挨拶や、帰社時の挨拶、「ありがとうございます」といった感謝やお礼の言葉など、日常の生活で当たり前の会話すらない職場があります。

あったとしても、挨拶するのが恥ずかしいような職場の雰囲気の中、申し訳なさそうにボソボソと。

挨拶の必要性は、幼少期から学び、習慣化し、自然とできるはずのことですし、多くの社員は入社時のビジネスマナー研修などでもその大事さを確認しているはずなのに、できない、しない、しなくていい、する意味がない、という職場の雰囲気に同化してしまう。

そこには上司の影響力が強く働いていることが、実に多いのです。

よくあるのは、上司が挨拶をしない、もしくは、挨拶は目下の者からするのが当たり前という上目線の上司。( 部下からすると、なぜこの人がこの役職?と、会社に対する不信感から、やる気の減退、無気力化にもつながってしまうことも。 )

難しい顔がトレード・マークで「上司たるものは偉いもの!」というプライドが、話しかけにくい、近寄り難いオーラをかもし出す。 督促される前に、何かあったらホウレンソウ(報告・連絡・相談)をするのが部下の責任だ、と言うのが持論であり、上司から話しかけることはまずない。 部下の数字や成果には興味があるが、部下自身には興味がない。

見ているのは、自分の上司や社長など上の者だけ。

これでは、部下からの信用も信頼もなく、組織もバラバラに。

仲間としての一体感が弱く、比例してモチベーションも低下し、結果、会話も雑談もない、ギスギスした職場に。

見えない圧力に制覇されてしまった職場。

環境が人を育てる、という事がマイナスに働く典型的なパターンです。

できる自分は、自分のパワーが組織や部下に影響することを知って、行動しています。(上司力)