LifeWorks.LAB

人事の視点@人事コンサルタント

採用選考と人権のことは大事な話です

こんにちは!LifeWork.LABです。

9月から高校卒業者の就職採用選考がスタートします。 まだまだ暑い盛りですが、頑張ってくださいね!

高校卒業者の就職試験は未成年者ということもあり、大学卒者の就活とは大きくルールが異なり、ハローワークの管轄の元で行われます。 そして、特にこの時期、厚生労働省からの通達「公正な採用選考について」が企業の人事担当に周知徹底されます。

○ 公正な採用選考について http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm

また、高校卒業者の採用に限らず、差別のない人権を尊重した公正な採用を目的とした「公正採用選考人権啓発推進員制度」という制度があります。

○ 公正採用選考人権啓発推進員制度について 大阪労働局 http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/kosei/keihatu.html

サイトをご覧いただくとお分かりの通り、採用選考と人権問題は密接な関係にあるのです。 これは、人事担当者にとって知らなかったでは済まされない、基本中の基本なのです。

では、選考においてして企業がしてはいけないこと!を具体的に明記した「公正な採用選考チェックポイント」をご覧ください。

○ 公正な採用選考チェックポイント http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo2.htm

いかがでしょう。 就活中に「コレ、あったな〜」という方、「えっ!答える必要はなかったんだ」と質問などに違和感を感じていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

能力や適正でなく、仕事には関係ないことで評価されているなんて、知らないということは怖いことです。

そもそも、こうしたことに意識のない企業は大問題ですし、知っていてやってるところには問題外です。

人権を無視し、公正な採用選考ができていない企業というのは、言うまでもなくブラック企業です。 労働法令以前に、日本国憲法に違反しているわけですから。

日本国憲法・第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

採用選考の場だけでなく、OBOG訪問など先輩社員との面談や、人事との懇談の場であっても同じです。(面接では聞けないことを、先輩社員などに雑談的に聞かせるのは悪意すら感じます)

一個人としての人権を尊重した態度対応ができる企業なのかどうか。 そういったところでもブラック企業かどうか、本当に人を大事にする企業なのかどうかを見極めることができるのです。